フィナンシェ専門家が紹介!フィナンシェを生み出したフランスの代表的な焼き菓子12選!

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こんにちは!
日本をはじめ世界のフィナンシェ800種類以上を食べ歩いているらく(▶︎自己紹介)です!

焼き菓子って世の中にたくさんあるけど、フィナンシェ以外にはどんなものがあるのかな?
ギフトやプレゼントを考えるときのためにも知りたい!

と思っている人は多いのではないでしょうか?

そんな人に向けて、今回はフィナンシェ専門家のらくがフィナンシェを生み出したフランスの代表的な焼き菓子を紹介しますよ〜!

らく

この記事は以下のような人におすすめ!

・フィナンシェってどんな焼き菓子なのか知りたい!
・フィナンシェの他にフランスにはどんな焼き菓子があるのか知りたい!
・ギフトやプレゼントに最適な焼き菓子を考えたい!

この記事を読めば、フランス発祥の焼き菓子はバッチリ!ぜひ、ギフトやプレゼント選びに役立ててくださいね!

目次

フランスのお菓子の歴史

なんでフランス発祥の焼き菓子って、たくさんあるんだろう?

他国との交流によって種類が豊富になった

  • ヨーロッパは日本と異なり陸続きなこともあり、他国との交流が盛んでした
  • 交流には様々な分野がありますが、フランスの焼き菓子に大きな影響を与えたのはフランスと周辺国との婚姻による交流です
  • ここでいう婚姻は一般庶民ではなく、貴族における婚姻です
  • 周辺国からフランスへ嫁いだ妃が、出身国と同じ生活や食事ができるようにするために、お手伝いさんや生活道具だけでなく、料理人やパティシエも同行させました
  • それによって妃の国のお菓子がフランスに持ち込まれフランスに広まっていきました
  • ここからフランス流にアレンジされ、月日が流れ現在の形になっていったのです

修道院や教会の力が一役買った

  • かつて、中世の修道院や教会ではよくお菓子が作られていました
  • そのお菓子はキリスト教のミサで用いられたり、一般庶民にも配られたりしていました
  • 当時の修道院や教会は地主のような役割を果たしていたため、農民からお菓子の材料となる素材を納めさせ、またお菓子作りに使用するオーブンのような道具も揃っていたため、焼き菓子を作ることができました

フィナンシェはどんな焼き菓子なのか?

  • フィナンシェは焼き菓子の一種です
  • 基本材料はアーモンドパウダーを主体に焦がしバター、砂糖、卵白、薄力粉になります
  • プレーンフレーバーと呼ばれるシンプルな味わいのフィナンシェはアーモンドパウダーと焦がしバターの味わいや風味を楽しめるのが特徴です
  • デパ地下やパティスリーなど、フィナンシェを扱っているブランドは多いです

フランスの代表的な焼き菓子12選!

フランス発祥の焼き菓子ってどのぐらいあるんだろう!

【フランスの代表的な焼き菓子12選-1】フィナンシェ

アーモンドパウダーを主体に焦がしバター、砂糖、卵白、薄力粉を使用したシンプルな焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • フランス語で「金融家」を意味するフィナンシェは金塊のような長方形の形状が特徴ですが、現在は丸型や楕円型(オーバル型)などブランドごとに特徴がある
  • 味わいや食感
    • プレーンフレーバーと呼ばれるシンプルな味わいのフィナンシェはアーモンドパウダーと焦がしバターの味わいや風味を楽しめるのが特徴です

【フランスの代表的な焼き菓子12選-2】ヴィジタンディーヌ

17世紀のフランス北部のロレーヌ地方で生まれたフィナンシェの元になったと言われている焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • フィナンシェに似ており、丸型や楕円型(オーバル型)が一般的です
  • 味わいや食感
    • 表面はカリカリと香ばしく、中の生地はねっとりとした食感で密度が高いのが特徴です

【フランスの代表的な焼き菓子12選-3】マドレーヌ

バターの風味とふわっとした食感が特徴の焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • ホタテの貝殻をイメージした形が特徴です
  • 味わいや食感
    • ふわっとした軽さを感じながら、バターの風味を楽しめます
    • 甘さをしっかり感じることができるのも特徴ですね

【フランスの代表的な焼き菓子12選-4】カヌレ

ボルドー地方発祥で、ワインの製造過程で余ってしまう卵の黄身を無駄にしないために考案された焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 黒くこんがり焼かれており、表面はサクサク・カリカリしているものが多いですね
  • 味わいや食感
    • 中の生地はもちっとしており、ラム酒がきいていることによって、大人な味わいになっています

【フランスの代表的な焼き菓子12選-5】マカロン

卵白・アーモンドパウダー・砂糖を使用し、生地の間にガナッシュやクリームをサンドした焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 生地の彩りがイエロー、グリーン、ピンクなど彩り鮮やかなのが特徴です
    • 下部にピエと呼ばれるざらつきのようなものができているとうまく作れた証拠と言われています
  • 味わいや食感
    • ひと口サイズで軽い生地のため、サクサク食べることができ、間に挟むガナッシュやクリームなどによって味わいの幅広さがあります

【フランスの代表的な焼き菓子12選-6】ラング・ド・シャ

薄くてパリッとした食感のアーモンド入り焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 日本では正方形が多いですが、元々は長方形に細長く型取られたものが多かったようです
  • 味わいや食感
    • 薄くサクサクした食感が特徴で、間にクリームを挟んで食べることが多いですね

【フランスの代表的な焼き菓子12選-7】ダックワーズ

アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 小判型で間にはクリームがサンドされています
      • 昔からホールケーキの土台として利用され、現在もその用途で使用されています
      • しかし、現在我々が食べているダックワーズはフランス在住の日本人パティシエ三嶋隆夫氏が考案したものであり、もなかをヒントに間にクリームをサンドしたのが特徴です
  • 味わいや食感
    • メレンゲがたっぷり使われているため、軽い食感でクリームによって甘さもしっかり感じます

【フランスの代表的な焼き菓子12選-8】クイニー・アマン

キャラメルでコーティングされたフランスブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 有塩バターを使用しており、デニッシュのような生地で、表面にはキャラメルが付いており、パリパリなのが見た目からもわかります
  • 味わいや食感
    • 中はしっとりしていて、バターの香りが豊かで、キャラメルの甘さとバターの塩味でエンドレスな美味しさが続きます

【フランスの代表的な焼き菓子12選-9】ゴーフル

フランス語でワッフルのことで凸凹模様が特徴の焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • ワッフルをイメージしていただくとわかるように凸凹しているのが特徴ですね
    • フランスでは厚めの生地に甘いクリームをサンドしたものが一般的であり、日本で広まっている薄い生地のものとは異なるようです
  • 味わいや食感
    • 本場のゴーフルはワッフルと同じように食べ応えのある厚めの生地で生地の風味も楽しみながらクリームの甘さも感じとれる味わいです

【フランスの代表的な焼き菓子12選-10】フロランタン

長方形にカットしたサブレ生地の上に、キャラメルでコーティングした​スライスアーモンドをのせた焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • キャラメルでコーティングされたアーモンドがふんだんに使われているのが見て取れるのが特徴ですね
  • 味わいや食感
    • 表面のカリッとした食感とサクサクを超えるザクザクとした食感が合わさりキャラメルの甘さも楽しめます

【フランスの代表的な焼き菓子12選-11】ガレット・デ・ロワ

キリスト教の祝日である1月6日の「エピファニー(公現祭)」を祝って食べられる焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 「ガレット(Galette)」とは円形で平たく焼いた菓子のことであり、表面に「レイエ」と呼ばれる飾り包丁を入れた美しい模様が特徴です
    • 切り分けた中に「フェーブ」と呼ばれる豆人形が入っていた人は王冠を被り、王様・王妃様として祝福を受け、その年一年を幸運に過ごせると言われています
  • 味わいや食感
    • サクサクしたパイ生地の中にアーモンドクリームが入っており、香ばしさを感じることができるシンプルな味わいです

【フランスの代表的な焼き菓子12選-12】タルトタタン

バターと砂糖で炒めて煮つめたりんごを、パイ生地やタルト生地で覆った焼き菓子

  • 見た目の特徴
    • 焼きあがったあとに上下をひっくり返して盛りつけるため、アップルパイのように見えるのが特徴です
      • りんごのタルトを作ろうと思った考案者がうっかりタルト生地を敷き忘れて焼いてしまい、焼き工程の途中でタルト生地を上から被せて焼き、ひっくり返してみたところ綺麗に焼けていたことから偶然の産物だったと言われています
  • 味わいや食感
    • りんごの甘さと酸味がミックスされ、タルト生地のサクサクさも楽しめる味わいです

まとめ:フィナンシェ専門家が紹介!フィナンシェを生み出したフランスの代表的な焼き菓子12選!

今回はフィナンシェ専門家のらくがフィナンシェを生み出したフランスの代表的な焼き菓子を紹介してきました!

らく

これでフランス発祥の焼き菓子はバッチリ覚えられましたね!

  • フランスのお菓子の歴史
    • 他国との交流によって種類が豊富になった
    • 修道院や教会の力が一役買った
  • フランスの代表的な焼き菓子12選!
    • フィナンシェ:アーモンドパウダーを主体に焦がしバター、砂糖、卵白、薄力粉を使用したシンプルな焼き菓子
    • ヴィジタンディーヌ:17世紀のフランス北部のロレーヌ地方で生まれたフィナンシェの元になったと言われている焼き菓子
    • マドレーヌ:バターの風味とふわっとした食感が特徴の焼き菓子
    • カヌレ:ボルドー地方発祥で、ワインの製造過程で余ってしまう卵の黄身を無駄にしないために考案された焼き菓子
    • マカロン:卵白・アーモンドパウダー・砂糖を使用し、生地の間にガナッシュやクリームをサンドした焼き菓子
    • ラング・ド・シャ:薄くてパリッとした食感のアーモンド入り焼き菓子
    • ダックワーズ:アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子
    • クイニー・アマン:キャラメルでコーティングされたフランスブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子
    • ゴーフル:フランス語でワッフルのことで凸凹模様が特徴の焼き菓子
    • フロランタン:長方形にカットしたサブレ生地の上に、キャラメルでコーティングした​スライスアーモンドをのせた焼き菓子
    • ガレット・デ・ロワ:キリスト教の祝日である1月6日の「エピファニー(公現祭)」を祝って食べられる焼き菓子
    • タルトタタン:バターと砂糖で炒めて煮つめたりんごを、パイ生地やタルト生地で覆った焼き菓子

ぜひ、ギフトやプレゼント選びに役立ててくださいね!

もちろん1番買ってほしいのはフィナンシェですよ!

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