
・フィナンシェを日持ちさせるための最適な保存方法が分からない
・たくさんもらったフィナンシェを美味しく冷凍保存したい
・冷蔵庫や冷凍庫で保存した後、美味しく食べるための温め方が知りたい
今回はこういったお悩みにお答えします!
✅ 本記事の内容



フィナンシェの保存方法3種類と
時間が経ってもおいしく食べるための極意を
お伝えします!
- フィナンシェとは?
- 【10秒解説!】フィナンシェの保存と温め方 早見表
- フィナンシェの保存方法3種類を徹底解説
- 【極意】保存後も出来立ての味に!フィナンシェの美味しい温め方(リベイク)
- フィナンシェの消費期限の目安
✅ 本記事のまとめ
- 保存方法3種類
- 常温(短期)、冷蔵(夏場)、冷凍(長期)があり、期間や季節に応じて使い分ける
- 開封後の保存
- 開封してしまったフィナンシェは、ラップと密閉袋で乾燥やにおい移りを防ぐことが鉄則
- 冷凍後の解凍
- 香りを逃さないために、必ず冷蔵庫でゆっくりと解凍する
- リベイク(温め)
- 出来立ての美味しさを復活させるために、電子レンジやトースターで温め直すのが極意
✅ 本記事の信頼性



“フィナンシェ”を発信する
専門家 兼 ライター
- 実食済フィナンシェは1,400種類以上!
- 世界44ヵ国70都市・日本41都道府県で食を味わった経験
- フジテレビ『ノンストップ!沼から来た。』にフィナンシェマニアとして出演!
この記事を読めば、大切なフィナンシェを最後まで美味しく、長く楽しめるようになりますよ。
【10秒解説!】フィナンシェの保存と温め方 早見表
フィナンシェの保存方法と、美味しく食べるためのポイントを一覧で確認しましょう。
| 保存方法 | 保存期間の目安 | おすすめの対象 | 保存のポイント | 温め方(リベイク) |
| 常温 | 短期(〜消費期限) | 未開封、すぐ食べるもの | 直射日光・高温多湿を避ける | そのままでも良いが、温めると風味が復活する |
| 冷蔵 | 中期(3日〜1週間) | 夏場の保管、チョコがけなど | ラップで密閉し、 ジップロックに入れる | 食べる30分前に出し、常温に戻してから温める |
| 冷凍 | 長期(約1ヶ月) | 大量にもらったもの、すぐ食べないもの | ラップとアルミホイルで二重に包んで 冷凍する | 冷蔵庫でゆっくり解凍後、温める |
フィナンシェの保存方法3種類を徹底解説
フィナンシェは水分量が少ない焼き菓子であるため、常温保存が可能ですが、
季節や期間によって最適な保存方法が異なります。


常温保存:基本となる最も手軽な方法
フィナンシェは個包装されていることが多いため、基本的には常温での保存が可能です。
- 保存期間: ブランドが定める消費期限内である
- 保存に適した場所: 直射日光や高温多湿を避けた、なるべく涼しい場所である
常温保存の注意点
日本の夏場(特に梅雨〜9月頃)は、高温多湿によりカビが発生したり、品質が低下したりするリスクが高まります。
夏場や室温が25℃を超える場合は、風味を保つためにも冷蔵保存を検討しましょう。
冷蔵保存:高温多湿から品質を守る
常温では不安な日本の夏場や、チョコレートがけなどの商品には冷蔵保存が適しています。
- 保存期間: 開封済みの場合は2〜3日程度を目安にする
- 未開封の場合: そのまま冷蔵庫に入れて問題ない
- 開封済みの場合: 冷蔵庫内のにおいや乾燥からフィナンシェを守るため、ひとつずつラップでしっかりと包み、さらにジップロックなどの密閉袋に入れて冷蔵庫に入れる
- 保存期間: 開封済みの場合は2〜3日程度を目安にする
- 未開封の場合: そのまま冷蔵庫に入れて問題ありません
冷蔵保存の注意点
冷蔵庫に入れると生地が硬くなり、バターの香りが飛びやすくなります。
食べる際は必ず後述の「温め方」を実践して、美味しさを復活させましょう。
3. 冷凍保存:長期間(約1ヶ月)美味しさをキープ
すぐに食べきれない場合や、たくさんもらった場合は、迷わず冷凍保存を選びましょう。
冷凍することで、品質の劣化を遅らせることができます。
- 保存期間: 約1ヶ月程度が目安
- 未開封の場合: そのまま冷凍庫に入れてもいいが、乾燥防止のため、ジップロックに入れることをおすすめ
- 開封済みの場合:
- ひとつずつラップで隙間なくぴっちり包む(乾燥防止)
- さらにアルミホイルで包む(アルミホイルは急速冷凍と冷凍焼け防止に有効)
- ジップロックなどの密閉容器に入れ、冷凍庫に入れる
冷凍保存の注意点
1ヶ月以上の長期保存は、焦がしバターの風味や香りが薄れる原因になります。
美味しさを楽しむためにも、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
【極意】保存後も出来立ての味に!フィナンシェの美味しい温め方(リベイク)
フィナンシェは「温め直す(リベイク)」ことで、生地がふっくらとし、焦がしバターの芳醇な香りが復活します。
保存方法に関わらず、美味しく食べるための重要な工程です。


常温・冷蔵から食べる場合の温め方
冷蔵保存したフィナンシェは、そのまま食べると硬く、香りが感じられません。以下の手順で温めてください。
- 常温に戻す: 冷蔵庫から取り出し、30分程度常温に戻す
- 電子レンジで温める: フィナンシェを一つ取り出し、電子レンジ(500W)で10秒〜15秒ほど温める
- 食感の調整(お好みで):
- サクサク・カリカリ感を復活させたい場合: レンジで温めた後、オーブントースターに入れ、焦げないように注意しながら30秒〜1分ほど焼く
- しっとり濃厚な食感を楽しみたい場合: レンジで温めるだけでもふんわり感が増す
温めすぎると乾燥してパサついてしまうため、温め時間は短めに調整してください。
冷凍後の正しい解凍と温め方
冷凍保存したフィナンシェを美味しく食べるには、「ゆっくり解凍すること」が最も重要です。
- 冷蔵庫で解凍(最重要): 冷凍庫からフィナンシェを取り出し、必ず冷蔵庫に移してゆっくりと解凍する(目安:半日〜一晩)
- 常温に戻す: 冷蔵庫で解凍した後、さらに30分程度常温に戻す
- リベイク: その後、上記の常温・冷蔵からの温め方と同様に、電子レンジやトースターで温める
フィナンシェの消費期限の目安
フィナンシェの消費期限は、製造方法やブランドのコンセプトによって大きく異なります。
1. 焼きたて(消費期限:3〜5日以内)
- 特徴: 店内にある厨房などで焼かれ、すぐに提供されるフィナンシェ
- 用途: 焼きたてのサクサク・カリカリ食感を最優先したい、当日〜翌日に食べる自分用や手土産に最適
- 注意点: 消費期限が非常に短いため、保存には注意が必要
2. 日持ちする商品(消費期限:15日以上)
- 特徴: セントラルキッチンや工場で製造され、個包装されたフィナンシェ
- 用途: ギフトやプレゼント、手土産など、相手の都合を考えた長期保存が必要な場合に最適
- 注意点: 焼きたてに比べるとしっとりしていることが多いですが、リベイクで美味しく食べられる
購入時には、用途に合わせて消費期限を必ずチェックしましょう。
まとめ:フィナンシェ専門家が解説!フィナンシェの保存方法3種類と時間が経ってもおいしく食べる方法!
今回は、「フィナンシェ」を最後まで美味しく楽しむための保存方法と温め方を解説しました。



これでいつまでもおいしく
フィナンシェを食べられますね!
- 保存方法3種類
- 常温(短期)、冷蔵(夏場)、冷凍(長期)があり、期間や季節に応じて使い分ける
- 開封後の保存
- 開封してしまったフィナンシェは、ラップと密閉袋で乾燥やにおい移りを防ぐことが鉄則
- 冷凍後の解凍
- 香りを逃さないために、必ず冷蔵庫でゆっくりと解凍する
- リベイク(温め)
- 出来立ての美味しさを復活させるために、電子レンジやトースターで温め直すのが極意
この記事の知識を活用して、せっかく購入したフィナンシェやいただいたフィナンシェを、
いつでも最高の状態で、長い間おいしく楽しんでくださいね!


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