こんにちは!
日本をはじめ世界のフィナンシェ800種類以上を食べ歩いているらく(▶︎自己紹介)です!
フィナンシェには焦がしバターが大事って聞いたことあるけど、
そういえば、フィナンシェの材料や作り方についてはよく知らないな〜
と思っている人は多いのではないでしょうか?
そんな人に向けて、今回はフィナンシェ専門家のらくがフィナンシェ作りには欠かせない「焦がしバター」について解説します!
この記事は以下のような人におすすめ!
・フィナンシェ作りに必要な材料を知りたい!
・フィナンシェの作り方を知りたい!
・フィナンシェ作りに欠かせない「バター」の種類を知りたい!
この記事を読めば、フィナンシェの見方も変わりますし、フィナンシェを作る時の手助けにもなりますよ!
【10秒解説!】フィナンシェに欠かせない材料「焦がしバター」
使用するバターによって、フィナンシェの味わいは全く変わります!
- 焦がしバター
- アーモンドプードル
- 卵白
- 砂糖
- 薄力粉
- オーブンを180℃に予熱しておく。
- 型にスプレーオイルをふきつけておく。
- バターを鍋に入れて常に混ぜながら加熱し、きつね色になるまで焦げたら別の容器にうつす。
- 別のボウルに卵白とグラニュー糖、はちみつを入れて混ぜ合わせる。
- 薄力粉、アーモンドプードルを合わせてふるい、混ぜ合わせる。
- 適度に冷めた1の焦がしバターをしっかりと混ぜ合わせる。
- 型の8分目まで流して180℃のオーブンで10~12分焼成する。
- 綺麗な焼き色がついたら焼き上がり。粗熱が取れたら型から外して完成。
- 焦がしバターを使用する理由は2つ
- バターの乳製品としての風味や香りを香ばしい風味に変えるため
- 焦がした際の沈殿物として生まれる旨み成分を加えることで味に深みをもたらすため
- フィナンシェに使うバター
- 発酵バターを選んで味わい深さを加える
- 無塩バターを選んでお菓子の味わいを邪魔しないようにする
- 産地に指定はないが、発酵バターが主流のフランス産を使用すると自宅でも深みのある味わいを表現できる
- ヨーロッパ、フランスには品質を管理する原産地保護呼称:A.O.P.(Appéllation d’Origine Protégée)があり、この認証を獲得しているバターは世界でも高級品として扱われている
フィナンシェとは?
アーモンドプードルを主体に焦がしバター、砂糖、卵白、薄力粉を使用したシンプルな焼き菓子
- 見た目の特徴
- フランス語で「金融家」を意味するフィナンシェは金塊のような長方形の形状が特徴ですが、現在は丸型や楕円型(オーバル型)などブランドごとに特徴がある
- 味わいや食感
- プレーンフレーバーと呼ばれるシンプルな味わいのフィナンシェはアーモンドプードルと焦がしバターの味わいや風味を楽しめるのが特徴です
フィナンシェの材料とは
フィナンシェの材料
フィナンシェの材料って色々あるのかな?やっぱりお菓子だから材料も多いのかな?
一般的なフィナンシェの材料は非常にシンプル!
- 焦がしバター
- アーモンドプードル
- 卵白
- 砂糖
- 薄力粉
なぜ、バターを焦がすのか
なぜ、わざわざバターを焦がすのだろう?
香りに変化をつけ、旨み成分を加えるため!
- なぜ焦がしたバターを使用するのか?
- バターの乳製品としての風味や香りを香ばしい風味に変えるため
- 焦がした際の沈殿物として生まれる旨み成分を加えることで味に深みをもたらすため
- 焦がしバターはフランス語で「ブール ノワゼット」と呼ばれます。商品名に含まれていることもあるので聞いたことがある方もいるでしょう。
- ノワゼットはフランス語で「ヘーゼルナッツ」ですので、「ブール ノワゼット」は「ヘーゼルナッツ」の香りがするくらいまで、バターを色づかせるという意味になります。
フィナンシェの作り方
フィナンシェってどうやって作るんだろう?自分でもできるのかな?
材料はシンプルでも工程を見るとやっぱりお菓子作りの大変さがわかりますね!
- オーブンを180℃に予熱しておく。
- 型にスプレーオイルをふきつけておく。
- バターを鍋に入れて常に混ぜながら加熱し、きつね色になるまで焦げたら別の容器にうつす。
- 別のボウルに卵白とグラニュー糖、はちみつを入れて混ぜ合わせる。
- 薄力粉、アーモンドプードルを合わせてふるい、混ぜ合わせる。
- 適度に冷めた1の焦がしバターをしっかりと混ぜ合わせる。
- 型の8分目まで流して180℃のオーブンで10~12分焼成する。
- 綺麗な焼き色がついたら焼き上がり。粗熱が取れたら型から外して完成。
フィナンシェに適しているバター
フィナンシェに使用するバターってなんでもいいのかな?
フィナンシェには発酵バターが合うと言われています!
バターには様々な種類がありますが、フィナンシェのようなシンプルな焼き菓子にはどのようなバターが合うのでしょうか。
発酵バターと非発酵バターの違い
- 発酵バター
- 原料となるクリームに乳酸菌を加え半日以上じっくり発酵させて作る
- 発酵させることでヨーグルトのような酸味とさわやかな後味が残る
- 非発酵バター
- 原料となる生乳から取り出したクリームを殺菌し、脂肪分だけを練り合わせて作る
- 発酵させていないため、味わいにクセがない
- 日本で販売されているバターは非発酵バターが主流
お菓子作りには無塩バターが活躍!
- お菓子のレシピを見ればお分かりだと思いますが、お菓子には無塩バターが使われることがほとんどです。
- 日持ちがしないというデメリットはあるものの、お菓子の味わいを生かすためにも無塩バターを使用するようにしましょう。
バターの産地
- 外国産の有名ブランドはフランスが多いです
- 皆さんもご存知のエシレバターもフランス産のバターです。
- フランス産には厳格な基準をクリアした世界的に有名なバターブランドがあり、基準とともにご紹介します
- 原産地保護呼称:A.O.P.(Appéllation d’Origine Protégée)
- フランスの原産地管理呼称であるA.O.C(Appellation d’Origine Controlée)をEU発足のタイミングで引き継ぐ形で生まれたヨーロッパの原産地保護呼称。
- 産品の原産地を保証し、産品が該当する地域で正当に生産されたものであることが証明されている
- フランスのA.O.P.認証バター
- シャラント・ポワトゥ(Charentes-Poitou)地方:5社
- イズニー(Isigny)地方:2社
- ブレス(Bresse)地方:3社
- 原産地保護呼称:A.O.P.(Appéllation d’Origine Protégée)
「フランス産発酵バター」を使用したフィナンシェ!
まとめ:フィナンシェ専門家が解説!フィナンシェに欠かせない材料「焦がしバター」
今回はフィナンシェ作りには欠かせない「焦がしバター」を解説してきました!
これでフィナンシェを食べる時の楽しみが増えましたね!
- 焦がしバター
- アーモンドプードル
- 卵白
- 砂糖
- 薄力粉
- オーブンを180℃に予熱しておく。
- 型にスプレーオイルをふきつけておく。
- バターを鍋に入れて常に混ぜながら加熱し、きつね色になるまで焦げたら別の容器にうつす。
- 別のボウルに卵白とグラニュー糖、はちみつを入れて混ぜ合わせる。
- 薄力粉、アーモンドプードルを合わせてふるい、混ぜ合わせる。
- 適度に冷めた1の焦がしバターをしっかりと混ぜ合わせる。
- 型の8分目まで流して180℃のオーブンで10~12分焼成する。
- 綺麗な焼き色がついたら焼き上がり。粗熱が取れたら型から外して完成。
- 焦がしバターを使用する理由は2つ
- バターの乳製品としての風味や香りを香ばしい風味に変えるため
- 焦がした際の沈殿物として生まれる旨み成分を加えることで味に深みをもたらすため
- フィナンシェに使うバター
- 発酵バターを選んで味わい深さを加える
- 無塩バターを選んでお菓子の味わいを邪魔しないようにする
- 産地に指定はないが、発酵バターが主流のフランス産を使用すると自宅でも深みのある味わいを表現できる
- ヨーロッパ、フランスには品質を管理する原産地保護呼称:A.O.P.(Appéllation d’Origine Protégée)があり、この認証を獲得しているバターは世界でも高級品として扱われている
ぜひ、フィナンシェを選ぶ時も成分表示を見ながら、あなたのお好みの味わいを探してみてくださいね!
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